短期投資の通貨選び|デイトレ生活!短期売買FXで素早く儲ける必勝法
1ポイントの持つ重さの違いを理解して通貨を選ぶ

短期投資の通貨選び

これは通貨選びにも当てはまることだが、通貨ごとに1ポイントの値動きが持つ重みが異なることを理解しているだろうか。実は、この点については意外と意識していない投資家が多い。

 

たとえば南アフリカランドと英ポンドを円で比べてみよう。1ランド=9円に対して、1ポンド=133円という場合、1銭の値動きが持つ重みが違うのは自明だ。9円に対する1銭の値動きは0.1%だが、133円に対する1銭はわずかに0.007%に過ぎない。同じ1ポイントの値動きでもランドのほうがより重みがある。

 

これは為替手数料やスプレッドなどのコストを考慮するうえで重要な視点だ。仮にスプレッドが2銭だとすると、ランドよりもポンドのほうが抜けやすい。短期トレーディングはコストが重要な意味を持っているので、この点には十分注意したほうがいいだろう。

 

さて、実際に短期トレーディングに適した通貨を選ぶ場合は、まずスプレッドをはじめとするコストが安いところを選ぶようにする。そのほうがより小さい値幅で収益が上げられるからだ。そして、前述したように1通貨当たりの円の金額が大きな通貨ほど、1ポイントの値幅が抜けやすくなる。意外な盲点なので通貨選びの際には十分注意したいところだ。

 

また、プライスが安定している通貨を選ぶことも大事だ。最近ではより高いスワップ金利が得られるということもあり、南アフリカランドやトルコリラといったマイナー通貨が個人投資家の人気を集めているが、短期トレーディングを行なう場合、このようなマイナー通貨は避けたほうがよい。プライスが安定していないため、スプレッドが急に拡大することもあるし、チャート上で大きな窓が空くことがある。突然大きくかい離して値段がついたばかりに、いきなりロスカットされてしまうケースもあるので、できるならば避けたほうが無難だろう。

 

プライスの安定性という点でいえば、やはり米ドルが一番いいだろう。その次はユーロだろうか。豪ドルやニュージーランドドル、あるいは英ポンドなども人気を集めている通貨ではあるが、基本的に短期トレーディングを行なう場合、プライスの安定性とともに、ニュースが入りやすいかどうかもポイントになる。特に前述したイベント・ドリブン型の投資を行なう場合などは、いち早くニュースが確認できないと自分のポジションを大きく傷めることにもなりかねない。

 

あるいは、先に「チャート上で窓が空く」という話をしたが、実際にポジションを持つ場合には、週末をまたぐことだけは避けるべきだろう。あまりにも不確定要素が多すぎるからだ。

 

特に最近は金融不安や景気悪化などによって、週末のマーケットを大きく揺るがせるようなニュースが突然飛び込んでくるケースがある。週をまたいでポジションを持っていると、週末にこのような大きなニュースが入ってきた時、ポジション調整ができなくなってしまう。もちろん、ポジティブな材料であれば問題ないが、ネガティブな材料の場合、週明けのマーケットでいきなりやられてしまうことも考えられる。

 

やや蛇足ではあるが、週末をまたぐポジションは持たないようにする。短期トレーディングを行なううえで、これも重要なリスクマネジメントになるので、頭の片隅にでも入れておこう。

短期トレードだからこそ流動性と安定性の通貨を